コネクタ加工
の専業。

コネクタ (connector) は、家電、工作機械、自動車、航空機、船舶、ロボット、産業機械、建設機械、農業機械、医療機器、コンピュータなどあらゆる機械、機器の電子回路や光通信において配線を接続するために用いられる非常に重要な部品・器具です。電線やケーブルを半田付けや圧着した場合や、光ファイバーを融着等で接続した場合、分断時にケーブル切断等が必要になり再接続はできませんが、コネクタを使用した場合であれば、手または専用工具を使用して簡易に脱着することが可能です。しかしながら、近年において機器の小型化・高性能化にともないコネクタの加工品もより細く、より高精度の電気特性が求められており、加工においてもシビアな技術と専門知識が必要となります。

用途においてコネクタは様々な種類に分かれます。コンピュータ用コネクタ、通信用コネクタ、音声・映像用コネクタ、電源用コネクタ、同軸コネクタ、丸形コネクタ、角形コネクタ、光コネクタに大きく分類され、それぞれ形状も異なります。そして、電線、ケーブルもその子コネクタの特性に合ったものを使用致します。加工方法も半田加工、圧着加工、圧接加工と各特徴に応じた取り付けとなり、習熟した技術および専用の工具を必要と致します。

弊社はコネクタ加工の専門アウトソーシングとして蓄積された経験と均一化された技術、広範囲に対応できる設備および、独自検査システムにてよって、より質の高い製品を、より低価格でかつお客様の希望される納期に対応する体制にてサポートさせて頂きます。

コネクタ加工の技術

半田加工

弊社独自に技術認定を受けた作業者が半田加工にあたりますので、技術のブレがございません。半田作業においてはほぼすべてのコネクタ取り付けが可能です。半田は鉛フリーのものにも対応しており、使用する半田ゴテは使い分けて温度管理をして、高品質の作業に努めております。

圧着加工

裸圧着端子、絶縁被覆付圧着端子、ギボシ端子、平形接続端子、圧着接続子などの圧着加工または、特殊圧着である裸圧着端子絶縁被覆付圧着端子ギボシ端子平形接続端子コンタクトピンもAMP、日本航空電子、日本モレックス、日本圧着端子、ヒロセ等々各メーカーに対応可能です。
圧着においても技術認定を独自に定めております。

圧接加工

主に基盤間の取り付けで使用される圧接加工品ですが、ケーブルはフラットケーブルを使用し、工具も専用の圧接工具が必要です。圧接工具も各種取り揃えておりますので、ご相談下さい。

技術教育

圧着、半田、組立の基礎工程を細分化し、それぞれの工程で技術教育をしております。専任の技術教育者が技術指導を行い、力量チェックする社内認定制度を取っております。認定に合格した作業者のみ製造に携わります。

設備管理

半田、圧着設備、検査設備など日常使用する工具・設備に関しては、作業ごとに点検し、記録しております。点検不備のある設備が製造過程で使用されるということはなく、常に設備管理をしております。

工程管理

マンスリー、ウイークリー、デイリーで工程管理を行っております。納期の変更、追加注文、図面の変更、調達材料の入荷状況、支給品の入荷状況などを情報共有しながら、納期遵守する体制を整えております。

生産体制

製造は担当者または担当チームを設定します。原則として、同じ顧客、製品に関しては、同じ担当チームが製造するようにし、品質ノウハウを蓄積するようにしております。また、顧客よりご提供頂いた図面をもとに弊社でも作業標準をクラウドで作成し、社内で共有しております。そのため、安定した品質で製造できる体制になっております。

検査体制

検査については専任制を設けております。こちらも製造と同様に、原則として、同じ顧客、製品に関しては、同じ担当者が検査するようにし、品質管理ノウハウを蓄積するようにしております。社内規定の検査成績書に沿って検査記録および保管をし、トレーサビリティが取れるようにしております。

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